マウスピース矯正治療は、装置がほぼ透明なため、見た目を気にせず矯正治療を受けることができます。
普段の生活の中で他の人に気づかれることはほとんどありません。
食事や歯みがきの時には簡単に取り外せるので、普段と変わらず不便に感じることなく食事ができます。
ワイヤー矯正では、装置に食べ物が挟まりやすかったり、歯みがきがにしくかったため、むし歯に注意が必要でしたが、マウスピース矯正は、とても簡単にケアができます。
治療完了までの矯正治療期間は、従来のワイヤー矯正治療と比較しても、さほど変わりませんが、通院回数は、ワイヤー矯正治療では毎月の調整が必要となりますが、インビザライン(マウスピース型矯正)では、2か月に1度の通院で大丈夫なんです。(初めのうちは経過観察として1~2週間後に来ていただくケースもございます)
従来のワイヤー矯正装置と比べ、痛みが少ない治療方法です。
マウスピースは、金属を使用していませんので、金属アレルギーのある方でも安心して治療が可能です。
これまで歯の型取りでは、ドロドロした型の材料をトレーに盛り、歯に押し付けて固まるのを待つため、嘔吐反射のある方や、口が開きにくい方にとっても大変不快な時間でした。
iTeroのスキャンは、様々な角度から写真を撮影するだけで型が取れるため、短時間で快適な型取りが可能になりました。
iTeroの場合、1秒間に6000枚もの画像を撮影できるため、従来の型取り方法と比べると段違いに精密・正確な型が採取できるにようになりました。
精密な型が取れることによって、より歯にフィットしたマウスピースが完成し、精度の高い治療をご提供できます。
治療開始前にコンピュータ上で実際に歯の動いていく様子や、治療の最終イメージを見ることができます。
仕上がり後の歯が確認できるので、納得した上で治療を開始していただけます。
矯正の種類 | マウスピース矯正 (インビザライン) |
従来のワイヤー矯正 |
---|---|---|
目立ちにくさ | 〇
ほぼ透明なマウスピースのため目立たない |
×
歯の表面に金属を装着するため目につきやすい |
取り外しの可否 | 〇 可能 |
× 不可能 |
痛みの少なさ | 〇 強い痛みはほとんどない |
▲ 金属装着特有の装置の不快感がある |
金属アレルギー | 〇 金属を使用しないため、アレルギーの心配がない |
× 金属を使用するため、金属アレルギーがある |
治療費用 | 〇 ワイヤー矯正とほぼ変わらない |
〇 治療費が他の矯正にくらべると安い |
マウスピース矯正をご希望の方は、無料でカウンセリングが受けられます。
ぜひお気軽に当院にお越し頂き、歯並びに関するお悩みをお聞かせください。
インビザラインについてのご説明を行い、患者様からの様々な疑問にもお答えします。
問診・視診・触診、一眼レフカメラにより写真撮影(顔面・口腔内)、歯列模型・分析、レントゲン検査(必要によりCT検査)および分析、顎関節の検査等、徹底的な検査を行います。
精密検査の結果をお伝えし、治療の内容、期間、費用などを患者様にご説明します。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
患者様に同意して頂いたのち、マウスピースのための歯型を採って装置を作製します。
発注から数週間でマウスピースが出来上がりますので、完成後は一度ご来院頂き、適合をチェックしてマウスピースをお渡しします。治療期間中は毎日決められた時間マウスピースを装着し、定期的な通院・交換を繰り返して歯並びを整えます。
歯並びのタイプにもよりますが、この期間は1年半から2年ほど必要です。通院回数は通常の矯正装置よりも少なくて済みます。(4週間~6週間に1回程度、アタッチメントの装着やIPR等)
矯正歯科治療直後の歯は、不安定で元の位置に戻ろうとする性質があります。そのため、移動した歯が周りの組織で安定するまで、保定という期間を設けます。簡単に取り外し可能なリテーナーと呼ばれる保定装置や、歯の裏側に細いワイヤーを接着する保定装置を使用します。
通院間隔は半年から1年に1回程度で、2~3年間ほど継続していただきます。
(保定装置代を別途いただきます)
保定期間を終了して、歯および顎の位置が安定したら矯正治療は完了です。
定期的にメンテナンスを行い、お口の健康を維持していきます。